農業部

◉2022 年 4 月から実証実験開始
酵素は土の中の微生物の働きを活発にすることで作物の実りをよくするとされています。
弊社でも 2022 年から青森県弘前市の協力農家と提携し、農業への活用を実証する農業実験を行ってきました。
品種はじゃがいも、枝豆、毛豆、とうもろこし、スイカ、りんごの 6 品目。
それぞれ酵素入りの水を与えたもの、酵素なしの通常の水やりをしたものと畑を分け、水やり以外は同条件で育てました。






◉実験 1 年目を終えて
2022 年は冷害と大雨に悩まされた年でした。5 月に苗植えをした物の中には寒さに負けて途中で成長が
止まってしまったものや、大雨で腐ってしまった物、実のりが良くなかったものも多く出て、
改めて自然相手の難しさを痛感しました。また、農薬を必要最低限しか使わない低農薬栽培のため、
虫や病気が付きやすくなってしまうなど次年度に向けての課題点も出ました。
ですが、そんな中でも酵素入りの水を与えた作物は冷害にも強く、しっかりを実をつけてくれるということ、
酵素が農作物の育成に良い影響を与えるということが分かりました。
一方、りんごなど樹木に成る果実などは、栄養が良くなると木の成長が促され実を付けづらくなることがわかり
翌年の課題となった。
2022 年は冷害と大雨に悩まされた年でした。
5 月に苗植えをした物の中には寒さに負けて途中で成長が止まってしまったものや、大雨で腐ってしまった物、実のりが良くなかったものも多く出て、改めて自然相手の難しさを痛感しました。
また、農薬を必要最低限しか使わない低農薬栽培のため、虫や病気が付きやすくなってしまうなど次年度に向けての課題点も出ました。
ですが、そんな中でも酵素入りの水を与えた作物は冷害にも強く、しっかりを実をつけてくれるということ、酵素が農作物の育成に良い影響を与えるということが分かりました。
一方、りんごなど樹木に成る果実などは、栄養が良くなると木の成長が促され実を付けづらくなることがわかり翌年の課題となった。
◉2 年目 ~2023 年度の実証
2022 年の経験を活かして、2023 年度は 12 品目に挑戦しました。
【品目】













※はるかは 2022 年度に実証実験をした品種で 2023 年度は酵素を与えずにその変化を観察しました。













※はるかは 2022 年度に実証実験をした品種で 2023 年度は酵素を与えずにその変化を観察しました。






◉実験 2 年目を終えて
2023 年は風害と高温障害に悩まされた年でした。
苗を植えても強風で苗が枯れてしまい、幾度か植え替えをしましたが、今度は高温障害でうまく育成せず、酵素なしの畑はキャベツや白菜は葉が巻かなかったり大根は枯れてしまったりと、残念な結果となりました。
しかし、酵素入りの畑では、小さいながらもキャベツや白菜は玉になっていたり、大根も規格外にはなりましたが、
大根としてきちんと生育しました。
その違いは作物の根にありました。収穫後、きゅうりやトマトの根を抜いて比較をしてみたところ、酵素なしに比べて酵素ありは根の本数が多く、
さらにより広い範囲に根を張り巡らせていた様子が見られました。
これにより土中の水分や養分をより多く取り入れ、気候変動にも負けない作物になる事がわかりました。
また、作物の味にも違いが出ました。酵素無しが多少水っぽい印象なのに比べ、酵素ありの野菜は全体的に味がしっかりしていて旨味のバランスが良く育成するという事がわかりました。
2023 年は風害と高温障害に悩まされた年でした。
苗を植えても強風で苗が枯れてしまい、幾度か植え替えをしましたが、今度は高温障害でうまく育成せず、酵素なしの畑はキャベツや白菜は葉が巻かなかったり大根は枯れてしまったりと、残念な結果となりました。
しかし、酵素入りの畑では、小さいながらもキャベツや白菜は玉になっていたり、大根も規格外にはなりましたが、大根としてきちんと生育しました。
その違いは作物の根にありました。収穫後、きゅうりやトマトの根を抜いて比較をしてみたところ、酵素なしに比べて酵素ありは根の本数が多く、さらにより広い範囲に根を張り巡らせていた様子が見られました。
これにより土中の水分や養分をより多く取り入れ、気候変動にも負けない作物になる事がわかりました。
また、作物の味にも違いが出ました。酵素無しが多少水っぽい印象なのに比べ、酵素ありの野菜は全体的に味がしっかりしていて旨味のバランスが良く育成するという事がわかりました。
◉野菜・りんご食べ比べセット販売
2023 年は、実証で育てた野菜とりんごを酵素なしと酵素ありの食べ比べセットにして、一般販売も行いました。
気候変動の影響で当初の予定より少ない品目でのセット組になりましたが、お客様からは「酵素ありと無しでは味が全然違う」「食べたことのない美味しさ」など、ご好評の声を頂きました。
2023 年は、実証で育てた野菜とりんごを酵素なしと酵素ありの食べ比べセットにして、一般販売も行いました。
気候変動の影響で当初の予定より少ない品目でのセット組になりましたが、お客様からは「酵素ありと無しでは味が全然違う」「食べたことのない美味しさ」など、ご好評の声を頂きました。


※写真は一例です。
※夏に食べ比べ野菜セット、秋に食べ比べりんごセットを販売。
◉幻の葉とらず雪かぶりりんごセット販売
2023 年は、協力農家さんのご厚意でチャレンジ企画にも挑戦しました。昔から「幻のりんご」とされている葉とらず雪かぶりという
りんごのセット販売をしました。葉とらず雪かぶりとは、30 年以上前まで青森県津軽地方で作られていたりんごで、通常りんごの色
付きをよくするために行われる「葉摘み」という作業を行わず、自然の状態のままりんごを熟させたものです。多くの葉から養分を蓄
えてうんと旨味が増している上に雪の降る時期まで熟させることで、りんごは蜜を蓄えた最高に美味しい状態になるのです。
但し、蜜が多いため、通常の時期に収穫したりんごよりも日持ちがしなく、極寒の時期に一気に収穫しなくてはならないため、農家の
高齢化や人手不足などの理由も手伝って近年ではほとんど作られなくなった「幻のりんご」と言われています。酵素をかけて育てたりんごを樹 1 本だけ復刻版の葉とらず雪かぶりとして栽培し、セット販売する試みを実施しました。
お客様からは「今まで経験したことのないりんご」と非常にご好評をいただきました。
2023 年は、協力農家さんのご厚意でチャレンジ企画にも挑戦しました。昔から「幻のりんご」とされている葉とらず雪かぶりという
りんごのセット販売をしました。葉とらず雪かぶりとは、30 年以上前まで青森県津軽地方で作られていたりんごで、通常りんごの色
付きをよくするために行われる「葉摘み」という作業を行わず、自然の状態のままりんごを熟させたものです。多くの葉から養分を蓄
えてうんと旨味が増している上に雪の降る時期まで熟させることで、りんごは蜜を蓄えた最高に美味しい状態になるのです。
但し、蜜が多いため、通常の時期に収穫したりんごよりも日持ちがしなく、極寒の時期に一気に収穫しなくてはならないため、農家の
高齢化や人手不足などの理由も手伝って近年ではほとんど作られなくなった「幻のりんご」と言われています。酵素をかけて育てたりんごを樹 1 本だけ復刻版の葉とらず雪かぶりとして栽培し、セット販売する試みを実施しました。
お客様からは「今まで経験したことのないりんご」と非常にご好評をいただきました。


※写真は一例です。